住宅ローンの繰り上げ返済

こんにちは(*'▽')
エンジョイホームの島崎です♪

住宅ローンは家を購入されるほとんどの方にとって、人生最大の借入になるかと思います。
住宅ローンの借り入れを検討されている方の中には、「出来るだけ早く完済してしまいたい!」と繰り上げ返済をお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、焦って返済をしてしまうと、返済のタイミングによってはかえって損をしてしまうこともあるんです。
では、どのようなタイミングで返済すれば良いのでしょうか?

今回は『損をしない返済のタイミング』や『繰り上げ返済』についてご紹介していきたいと思います。

『繰り上げ返済』とは、毎月の返済額とは別に住宅ローンの全額、または一部を繰り上げして返済することです。
返済期間を変えずに月額の返済額を減らす『返済減額型』と、返済額を変えずに返済期間を短縮する『期間短縮型』があります。

繰り上げ返済の最大のメリットとして挙げられるのは、利息を軽減できるということです。
そして、時期が早いほど効果も大きくなります◎

例えば、住宅ローンを借りてから1年後のタイミングで返済をした場合、具体的にいくら得をするのでしょうか?

【借入額3000万円・年利0.7%・当初35年ローンを期間短縮型で繰り上げ返済した場合】
返済額:1年後に100万円
総返済額(繰上げあり):33581565円(返済期間33年9か月)
総返済額(繰上げなし):33833520円(返済期間35年)

つまり、合計で251955円の得をすることが分かりました✨
返済には手数料がかかることも多いですが、もしお金に余裕がある場合は、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか(^^♪

メリットの大きい繰り上げ返済ですが、貯金よりも返済を優先させてしまうと、急な出費に対応できなくなってしまうので注意が必要です。

また、総返済期間が10年を切ってしまうと住宅ローン特別控除が受けられなくなるので、お金に余裕があり、早く住宅ローンから解放されたいという方は10年後以降の一括返済がおすすめです。
現在の住宅ローン金利は0.7%程度ですが、住宅ローン特別控除による節税額はローン残高の1%ですので、10年間返済を我慢することにより得をすることができます。
ただし、利用している住宅ローンの金利が1%を超える場合など、貯金や投資より繰り上げ返済を優先する方が得をする場合もあります。

大手金融機関のホームページでは返済時のシュミレーションもできるため、繰り上げ返済を検討される際は、そういったものも参考にされるといいですよ(^^)

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