農地に家を建てる際の注意点

こんにちは(*'▽')
エンジョイホームの島崎です♪

注文住宅を検討されている方の中には、ご家族の所有する畑や田んぼを譲り受け家を建てたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、農地に家を建てる場合に気を付けるポイントについてご紹介していきます♪

『農地』とは、農作を目的とする土地のことをいいます。
地目(土地の目的)が農地の場合は、地域によってはそのまま家を建てることは出来ないので、行政的な手続きが必要になります。
この手続きを「宅地転用」と言います。
農地転用とは、農地の地目を宅地にする為の手続きです。
この手続きには作業を含めて数ヶ月かかり、行政書士などに依頼した場合、約20万円ほどの費用がかかります。

農地転用の手続きが終われば、家を建てることができます。
しかし、農地は農作物を育てるための有機物を多く含んでいるため、どうしても土地が柔らかくなっているので、そのままの状態では家を建てる土地として相応しくありません。
そこで、地盤調査を行い地盤の強度を判断して、土を入れ替えたり地盤改良(コンクリートを混ぜて地盤を固める方法)を行います。

また、農地には水道や排水の配管が通っていないので、宅地にするためには水道やトイレの排水、電気をひく必要もあります。
これらの設備配管をどういった経路で通すのかは役所で調べることができます。

以上の作業を終えることで、ようやく安心して家を建てることができます。

農地に家を建てる場合には、すでに整備されている分譲地などに家を建てるのよりも時間がかかってしまいます。
時間がかかることを考慮した上で早めに行動するようにし、畑や田んぼを有効活用してくださいね(^^♪

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