屋根と外観
おはようございます(^^)
エンジョイホームの島崎です!
せっかく注文住宅を建てるのなら、外観もいいものにしたい!と思われる方も多いのではないでしょうか(^^)
家の外観は家の形、屋根の形、外壁の素材、この3つが大きく影響してきます。
今回はその3つの中の、『屋根の形』が外観にどういう影響を与えるのかを紹介していきます(^^)/
まず、代表的な屋根の形について見ていきます♪
●切妻屋根(きりづまやね)・・・2つに折れている屋根のこと
切妻屋根は一般的になじみが深い屋根です。
オーソドックスな屋根の形ですし、実際に切妻屋根になっている家はよく見かけます。
●寄棟屋根(よせむねやね)・・・屋根が四方向に下がっている屋根
屋根が四方向に下がっていることで外壁が無駄に増えることもなく、家がどのような方角に建っていても対応できるのが特徴です。
また、寄棟屋根は雨が降っても四方に雨が流れて分散していくため、雨の多い地域におすすめです。家の高さも抑えやすいので、落ち着いた雰囲気に◎しかし、雨を地面に落とすための雨樋も多くなるというデメリットも。
●方流れ屋根(かたながれやね)・・・一方向へ屋根が流れているの屋根
見た目もシャープな印象になるのでモダンな住宅によく合います。
太陽光パネルを設置する場合、日当たりの良い向きにたくさん並べることも◎
小屋裏の高さも確保しやすいので、ロフトや小屋裏収納も作りやすいです。
しかし、片流れ屋根の高い部分はかなりの高さになるので、周りの家への配慮が必要だったり、雨水がすべて同じ方向に流れていくので雨樋が水で溢れてしまうという可能性も(>_<)
●陸屋根(りくやね・ろくやね)・・・一般的な屋根とは異なり、バルコニーのように仕上げた平らな屋根のこと
陸屋根は見た目が四角い家にしたい場合や、屋上をつくる場合に最適な屋根です。
デメリットとしては、排水溝に葉っぱなどが詰まってしまうと屋根に水が溜まり、雨漏れのリスクが高くなってしまうことです。
そのため、他の屋根と比べてマメなメンテナンスが必要になってきます。
また、バルコニーのように屋根を作るので、他の屋根をつくるよりもコストがかかってしまいます。
ここまで屋根の形状について見てきましたが、屋根の形状以外にも、軒をどれだけ出すかで家の外観や雰囲気はかなり違ってきます✨
軒を出さない方が四角い家に見えますし、モダンな家やプロバンス風などの家にする場合に最適です。
一方、軒があることで外観に陰影がついて家に落ち着きと高級感が出ます。
また、同じ屋根でも屋根の勾配が違うと、家の外観がかなり変わってきます。
しかし、あまりに屋根の勾配が急だと、屋根のコストアップの要因となりますし、屋根の勾配がかなり緩いと雨が上手く流れていかないというデメリットも。
また屋根は外観だけでなく、雨を防ぎ、日の光を調整する機能も果たす重要な役割を持っています。
長く暮らす家ですので、屋根の形にこだわりつつ機能も併せ持った屋根にしてあげると、見た目も機能もお気に入りのおうちになりますよ(^^♪