風通しのいい家づくり

おはようございます☀
エンジョイホームの島崎です♪

今朝もいいお天気ですね(*'▽')
春の風が心地よく幸せな気分になります(^^)♪

こんなに心地いい風が、家の中を吹き抜けたらとても気持ちがいいでしょうね✨
そこで今回は、どうすれば「風通しのいい家」をつくれるのか、風の特色を見ながらご紹介していきます(^^)/

まずは、風の特性を知ることが風通しのいい家にするための第一歩となります!!

皆さんは、日本全国それぞれの地域によって風が吹いてくる方角は違うということをご存知でしょうか??

風の吹く方向というのはその地域によって特性があり、同じ都道府県でも、北側と南側では風が吹いてくる方向は全く違うということもあります。

ですので、まずはその地域の風が何処から吹くことが多いのかを知ることが大事になってきます。

また、風の向きは季節と時間によっても変わってきます。
風を上手く活用するなら、春から夏、秋にかけての暑い時期の風は上手く家の中に入れたいですし、反対に秋の終わりから春先にかけての寒い時期の風はできる限り家の中に入りにくいようにしておきたいですよね(>_<)

そこで、風向きの特性を上手く活かした上で、窓を配置していくことが大事になってきます。

ちなみに、どこから風が吹いてくるかというデータは気象庁のホームページから見ることができ、数年分の風向きの統計を取ってみるとその地域の季節による特徴を掴むことができます◎

また、風の吹く方角だけを気にしておけばいいという訳ではありません。
住宅地では敷地の周りに家が建っているので、思ったように風が入らないケースもあります。
風通しの良い家にするためには、地域の風向きの特性の他に周辺環境についても考慮する必要があるんです。

周りに何も無い一軒家であれば風の方角を把握しているだけでも問題ありませんが、周りに家が建っている場合、風は周りの家に当たった後、今度は家と家の間を縫って風が通り抜けるようになります。
この家と家の間の風を取り込むことで、より風通しの良い家にすることができるんです!!
窓の向きにプラスして、家の周りの環境もしっかり把握しながら窓を配置する。
これが風通しの良い家にするためには必須となります!!

そして、この家と家の間を抜ける風を取り込むには、窓の種類も重要です。

例えば、家でよく使われる窓として引違い窓があります。
引違い窓は窓の大きさの割に価格がお手頃なので、特に賃貸住宅やローコスト住宅でよく使われています。
でも、この引違い窓は、真正面からの風は取り込めても、家の間をすり抜けていく風は取り込むことができません(>_<)
そこで、1番効果的な窓なのが「縦すべり窓」。
縦すべり窓とは、回転軸が垂直方向で、上下の溝に沿って窓を左右にすべらせることで窓を開閉する窓のことを言います。

縦すべり窓を開けていると、正面からの風はもちろん、横から吹いてくる風も窓がウィンドキャッチャーの役割を果たしてくれて、家の中に風を取り込めるようになります。
ですので、正面から風が吹かない場所には「縦すべり窓」の設置がおすすめです◎

また、風通しの良い家にする場合、風の入口だけでなく、風の出口を作ることも大切なポイントとなります。
風の出口が無いと、風が家の中に入ってこなくなってしまうためです。
そのため風通しの良い家にする場合、家全体、また部屋の中で風の入口と出口を想定しておく必要があるんです。

例えば、窓が1つしかない部屋であれば窓を2つにするというのも効果的です。
大きな1つの窓よりも小さな2つの窓の方が風がよく入ってくるようになります◎

高い位置に窓を設けることで家の中の熱い空気を効果的に入れ替えることもできるなど、高低差を活かして風通しの良い家にするのも効果的です。

風を取り込むための入口について考えるのはもちろん、風の入口だけでなく出口も用意して、それぞれの部屋単位はもちろん、家全体で風の流れをつくり出すようにしておくのが風通しの良い家にするための基本的な考え方となるんです(^^)
これが風通しだけでなく、家の明るさ、住んでからの快適性に大きく影響してきます!!

ぜひ、今回お伝えした地域の特性や窓を意識しながら風通しの良い家づくりの参考にしてくださいね(^^♪

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