開き戸と引き戸
こんにちは!
エンジョイホームの島崎です♪
家を新築したり、リノベーションをする際に、扉は開き戸と引き戸で「どっちがいいのかな?」と悩む方も多いかと思います。
当然それぞれにメリットやデメリットがあります。
そこで今回は、開き戸と引き戸をについて紹介していきたいと思います(^^)/
迷った時の参考にしてみてくださいね♪
■開き戸と引き戸の違い
開き戸とは...
ドアを前後に押したり引いたりすることで開閉する種類です。非常に簡単な構造であることから、扉の種類の中でも比較的安いコストで設置できます。
引き戸とは...
溝やレール上を滑らせて開閉する戸のことです。 溝やレールのない上吊り式もあります。 ドア(開き戸)と比べ、開け放した状態にしやすく、扉の開閉によるデッドスペースもありません。複数の戸を左右に移動させることで、開口部のどこからでも出入りすることができるます。
■ 開き戸と引き戸のメリット・デメリット
【開き戸のメリット】
・どんな場所でも使える
・金物(ノブ・レバーハンドル)のデザインが豊富。
・引き戸などに比べて遮断性、気密性が高い
【開き戸のデメリット】
・戸を開けた時、戸の存在が邪魔になりやすい。
・戸が開く方向の壁には物が置けない。
・開けた時に戸の存在があるのでスッキリした開口部にはならない。
・風に煽られて閉まる事がある。
【引き戸のメリット】
・戸を開いた時に邪魔にならない。
・開けておいても風に煽られて閉まる事がない。
・『間仕切戸』として部屋を仕切る事ができる。
・開けた時に、開口部がスッキリして見える。
【引き戸のデメリット】
・戸が引き込まれるスペースが必要なため、使える場所が限られてくる。
・引き込まれるスペースは壁として利用できない。(※引き込みスペースを戸袋にする事ができるならば問題はない)
・開き戸に比べて、気密性・遮音性が劣る。
■引き戸に向いている部屋と開き戸に向いている部屋
基本的に、部屋タイプによる「向き不向き」はないと思います。ただ、以下の場合には「引き戸」にしたほうがおすすめです◎
・廊下の突当りや、水回りなど、ドアとドアが近いところ
・部屋に入ってすぐにクローゼットのドアがある場合
など、ドアが重なりあう場合、どちらかのドアを引き戸にすると使いやすくなります。
他にも、廊下からリビングに入る部分は出入りが多く、開き戸の場合、その度に「バタン」と開け閉めの音が気になることがあると思います。
そういったところにも引き戸はおすすめです。
戸を開けっぱなしでも過ごせる時期というのは結構長いですから、引き戸ならその間、開けておけるうえに邪魔になることもありません。
引き戸は開閉に際して前後の移動がないので、車いすでも通りやすく、バリアフリーにも適しています。
将来のことを考え、寝室やトイレ、リビング、脱衣室などよく利用するスペースを引き戸にしておくと、高齢になった時も安心して住むことができます(^^)
迷った時には、実際の生活をイメージしながらここが引き戸(開き戸)だったらどんなふうに行動するだろう?と考えてみてください♪
今お住まいの家の戸を、印象や行動を意識して見つめ直してみるのもいいかもしれませんね✨
より暮しやすいのはどちらか、ということ想像しながら1つ1つ適した扉タイプを選んでみてください(*'▽')♪